世界大百科事典(旧版)内のセッキ円板の言及
【湖沼】より
…湖水の濁り度を定量的に測るものさしとしては,透明度transparencyが一般的に用いられている。これは直径約30cmの白色円板(考案者の名を用いセッキ円板ともいう)を水中に下げていき,水上から肉眼で円板が見えなくなる限界の深さで示す。透明度は,水中の懸濁物の濃度と逆双曲線的な量関係にあるので,山地の湖は一般に透明度が大きく,植物プランクトン量の多い平野の湖で透明度は小さい。…
※「セッキ円板」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」