世界大百科事典(旧版)内のセルロース細繊維の言及
【細胞壁】より
…高等植物にみられる一次細胞壁の構成成分はセルロース(25~60%),ヘミセルロース(30~70%),ペクチン(5~25%)と少量のグリコペプチドである。セルロース細繊維(直径約25nm)の配列様式は細胞の種類や成熟段階によってさまざまで,細繊維構造の間を埋める他の成分を含む親水性ゲルとともに,細胞壁の力学的性質を決めている。また,セルロース細繊維構造の配列様式によって組織の生長のしかたが決まってくる。…
※「セルロース細繊維」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」