世界大百科事典(旧版)内のセンサラウンドの言及
【アメリカ映画】より
…しかし,それは形式的な拡大にすぎず,やがて大衆に見放され,近年はめったに製作されることもなくなっている。このほか,〈3D〉方式と呼ばれる立体映画が作られたり,〈においの出る映画〉が試みられたり,70年代に入ってからも,空気を振動させて臨場感を生む〈センサラウンド〉方式が開発されるなどしたが,決定的な成功にはほど遠いものであった。 一方,ハリウッド独占資本の解体は,パラマウント社など〈メジャー〉と呼ばれる大映画会社が,トラスト内で〈取引制限〉をしていることを違法であるとする連邦最高裁の決定(1948年5月)によってもたらされた。…
※「センサラウンド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

