世界大百科事典(旧版)内のセンターコアの言及
【超高層建築】より
…32階)はスラブタイプと呼ばれる版状の形態をしており,従来のスカイスクレーパーとは明らかに異なり,当時ヨーロッパで盛んになり始めていたインターナショナルスタイルによる表現方法であった。しかもRCAビルはその形態のみならず,その平面計画にもセンターコアの概念に基づく設計がなされていた。これはエレベーターや階段,便所といったサービス空間を,基準階平面の中央1ヵ所に集約し,その周囲に一定の奥行き寸法をもつ無柱の執務空間を配置する手法である。…
※「センターコア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」