世界大百科事典(旧版)内のゼネラル・モーターズ社技術センターの言及
【サーリネン父子】より
…ミネアポリスのキリスト・ルター派教会(1949)では,材料・構造には父の巧みさが,空間や照明には子の大胆さが混じりあっている。しかし,ゼネラル・モーターズ社技術センター(1956)は,父の存命中着手されたが,完成した単純明快な姿は父をこえた子サーリネンの作品となっている。父の没する直前,ジェファソン大統領記念碑競技設計に独力で入賞(1948)して以来,子サーリネンの作品は機能を重んじながらも近代技術が生んだ新しい構造を大胆に用いてゆく。…
※「ゼネラル・モーターズ社技術センター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」