世界大百科事典(旧版)内のソバヤマの言及
【ソバ(蕎麦)】より
…【新島 繁】
[民俗]
ソバは山間の高冷地に適し,播種から75日で収穫できるといわれるように,短期間で取入れが可能なため,山村では焼畑の初年度作物として多く作られた。高知県土佐山村では,焼畑をソバヤマといったという。ソバの播種時期には各地で種々のことわざがあり,東日本では土用を目安としたが,岡山県では昴星をソバまき星と呼んで,スバルが中空に達するのを目安にまいたという。…
※「ソバヤマ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」