そば猪口(読み)そばちょこ

世界大百科事典(旧版)内のそば猪口の言及

【猪口】より

…江戸初期ごろから饗膳の献立にしばしば見られるもので,〈大ちよく〉〈中ちよく〉〈小ちよく〉などと記され,大きいものにはおもにあえ物,小さいものには塩辛,このわたなどのほか,調味料を盛った。現在,そば切りのつゆを入れる器を〈そば猪口〉と呼んでいる。これは一般には染付の磁器で,猪口よりは大きく,口がやや開いた筒形を呈した器である。…

※「そば猪口」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android