世界大百科事典(旧版)内のソロ・チューニングの言及
【コントラバス】より
…チェロの音を1オクターブ下で重複する必要から,低い方にC線を加えて5弦にしたり,4弦のまま特別の装置をつけたものもある。独奏する場合には弦をすべて1音高く調弦して弦の張力を強め,音色をより輝かせるようにすることがあり,これは〈ソロ・チューニング〉といわれる。 前身はビオル属の最低音楽器ビオローネとバス・バイオリンで,現在バイオリン属になっているが,ビオローネの形が色濃く残っているため,オーケストラの中の唯一のビオル属といわれている。…
※「ソロ・チューニング」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」