ゾノクワ(読み)ぞのくわ

世界大百科事典(旧版)内のゾノクワの言及

【仮面】より

…人物面も,霊的存在の面も,動物霊の面も,さまざまな程度にデフォルメされた表情要素を備えている。個々の表情要素,目,鼻,耳,口,額,頰,顎などが,過大(異様に飛び出した目,大きく開かれた口,バリ島のランダの面の長くたれ下がる舌など),過小(北アメリカのインディアン,クワキウトル族の女食人鬼ゾノクワの閉じられたあるいは落ちくぼんだ目)の変形,非対称の変形(鬼やとりわけ道化のゆがんだ顔,片目を閉じた顔),異物の付加(瘤,牙など)などによって形づくられる。 単なる変形にとどまらず,仮面の形体そのものの中に,時間と空間そして宇宙を凝縮するための表現方法の追求が見られるものもある。…

※「ゾノクワ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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