世界大百科事典(旧版)内のたいまつあかしの言及
【たいまつ(松明)】より
…長さ3尺(約1m)くらいで,1時間あまりもつという。福島県須賀川市の〈たいまつあかし〉の行事は,旧暦10月10日の夜に手に手に火をもった青年が丘に集まり,火をふりまわして藪を焼きはらう。ムジナ退治が起源であるといいつたえるが,古くその行事の行われた丘を十日山とよぶように,全国的な〈十日夜(とおかんや)〉の農耕儀礼の一つにほかならない。…
※「たいまつあかし」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」