世界大百科事典(旧版)内のため息の言及
【あくび(欠伸)】より
…あくびは,口を大きく開いて,長く,深い吸息(息を吸い込む動作)とこれに続いて起こるゆっくりとした呼息(息を吐き出す動作)とからなる特有な呼吸動作をさす。通常,あくびの持続時間は5~10秒で,吸息の時期が長い。あくびに伴って全身の伸筋の収縮が同時に起こり,とくに上肢や下肢,軀幹を後方へ伸ばす動作を伴う。新生児では頻繁に起こる。あくびは,ヒトだけでなく種々の動物でもみられ,実験的には脳の特定部位(内包)への電気刺激によって起こすことができる。…
※「ため息」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」