タルジュー斑点(読み)たるじゅーはんてん

世界大百科事典(旧版)内のタルジュー斑点の言及

【溢血点】より

…毛細血管内圧の上昇,低酸素あるいは無酸素状態による毛細血管壁の透過性の亢進,毛細血管壁の痙攣(けいれん)などが成因と考えられ,出現部位は眼瞼結膜,眼球結膜,口腔粘膜,咽喉部の粘膜,肺胸膜,胸腺被膜,心膜,心外膜,腎盂(じんう)粘膜など。窒息死にみられる肺胸膜の溢血点はタルジュー斑点といわれる。絞頸,扼頸(やくけい),胸腹部の圧迫による窒息などの場合には,顔面の皮膚,とくに目の周囲,胸部の皮膚,頭蓋骨の骨膜,側頭筋にも出現する。…

※「タルジュー斑点」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む