世界大百科事典(旧版)内のタンゴルバンの言及
【ムーダン】より
… 中北部地方では降神巫が主流をなしていて,彼らは信者との間に檀家関係を結び,神縁といわれる神母(シンオモニ)と神娘(シンタル)との間の養子関係によって巫業を継承している。一方南部地方は世襲巫が主体で,彼らはタンゴルバン(丹骨房)とよぶ地域組織を持ち,その地域の巫業権を所有している。階級内婚を行い女子は巫業を姑嫁継承し,男子は音楽の伴奏に当たる。…
※「タンゴルバン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」