タンパク漏出性腸症(読み)たんぱくろうしゅつせいちょうしょう

世界大百科事典(旧版)内のタンパク漏出性腸症の言及

【小腸】より

…膵臓,肝臓,胆道の病気でも消化の異常から軽度の吸収障害が起こりうる。(5)タンパク漏出性腸症 本症は腸管粘膜のリンパ管拡張が原因で,消化管内腔へ血漿タンパク質が失われ,低タンパク血症をきたす疾患である。症状としては浮腫を主とするが,そのほか吸収障害による症状,消化器症状などをきたす。…

※「タンパク漏出性腸症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」