世界大百科事典(旧版)内のダウ倍率の言及
【ダウ式平均株価】より
…名称の由来は,アメリカの経済統計学者ダウCharles Dowの設立したダウ・ジョーンズ社Dow Jones & Co.,Inc.(著名な日刊経済紙《ウォール・ストリート・ジャーナル》の発行元でもある)で創案され,これを公表したことから,この名称がついたものである。この方法は,株価が権利落ちによる値下がり分を調整するための係数を,権利付き最終価格を基準にそのつど算定するもので,基準日以来の累積した係数をダウ倍率と呼ぶ。個別のダウ式修正株価は単純株価にこのダウ倍率を掛けたものをいうが,市場全体をみるダウ式平均株価の計算は恒常除数によって求められる。…
※「ダウ倍率」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」