ダンサ・アバネーラ(読み)だんさあばねーら

世界大百科事典(旧版)内のダンサ・アバネーラの言及

【ハバネラ】より

…アルゼンチンの音楽学者カルロス・ベガによれば,17世紀から19世紀前半までイギリスで愛好された社交的な民俗舞踊,カントリー・ダンスcountry danceは,17世紀末にフランスを経てスペインに伝わってコントラダンサcontradanza(フランスではコントルダンスcontredanse)と化し,それがキューバに伝えられてダンサdanzaと呼ばれた。1800年ころにはそのハバナ版が,ダンサ・アバネーラdanza habaneraとなった。スペインの作曲家セバスティアン・イラディエールSebastián Yradier(1809‐65)はキューバ滞在中にハバネラを知り,そのスタイルで書いた作品《エル・アレグリートEl Areglito》と《ラ・パローマLa Paloma》を1840年代に発表した。…

※「ダンサ・アバネーラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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