世界大百科事典(旧版)内のだんまりほどきの言及
【だんまり】より
…〈世話だんまり〉は陰惨な殺し場や怪異のあとに設定され,幕切れに煙草入れ,簪(かんざし)などの証拠品を落とし,別の人物が拾うといった仕組みになることが多い。この場で残された謎を後の場で解決するのが作劇の約束で,これを〈だんまりほどき〉と呼ぶ。〈世話だんまり〉は筋の展開と緊密に結びついているため,〈時代だんまり〉のようにそれだけで独立して上演されることはない。…
※「だんまりほどき」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」