世界大百科事典(旧版)内のチェサピーク・デラウェア運河の言及
【運河】より
…20世紀に開かれた長いはしけ用運河としては,メキシコ湾と大西洋の海岸線の内側に平行する二つの沿海大水路Intracoastal Waterwayがある。なお航洋船用運河のうち,ヒューストン・シップ・チャネル(1914)は内陸都市ヒューストンを大商港に発展させたが,ほかに両側の海を結ぶものとしてケープ・コッド運河とチェサピーク・デラウェア運河がある。アメリカ合衆国,カナダ両国の共同事業として開削されたセント・ローレンス・シーウェー(1959)はこの大陸最大規模の運河で,従来モントリオールを終点としていた大西洋航路は,いまや五大湖最奥部まで延長されている。…
※「チェサピーク・デラウェア運河」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」