チオスルファト銀錯塩(読み)ちおするふぁとぎんさくえん

世界大百科事典(旧版)内のチオスルファト銀錯塩の言及

【チオ硫酸ナトリウム】より

… 2Na2S2O3+I2―→2NaI+Na2S4O6水溶液は塩素を吸収するので塩素の除去に用いられる。 Na2S2O3+4Cl2+5H2O  ―→2NaCl+2H2SO4+6HClハロゲン化銀と作用して水溶性のチオスルファト銀錯塩をつくるので,写真の定着に用いられる。 AgX+2Na2S2O3  ―→Na3[Ag(S2O3)2]+NaX
[製法]
 硫化染料製造の際に硫化ナトリウムの酸化による副産物として生成する。…

※「チオスルファト銀錯塩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む