《チガーヌ》(読み)ちがーぬ

世界大百科事典(旧版)内の《チガーヌ》の言及

【ラベル】より

…これらの曲には,歌曲集《シェエラザード》や管弦楽組曲《スペイン狂詩曲》(1908)に彼が駆使した明確・華麗で創意豊かな管弦楽法の,いっそう洗練された名人芸を,聴くことができる。そして名人芸といえば《チガーヌ》(バイオリンとピアノ。1924)はバイオリンの,《夜のガスパール》,2曲のピアノ協奏曲(《左手のための》1930,《ト長調》1931)はピアノの,それぞれ名人芸を高度に要求する作品である。…

※「《チガーヌ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」