チャイニーズ・チッペンデール(読み)ちゃいにーずちっぺんでーる

世界大百科事典(旧版)内のチャイニーズ・チッペンデールの言及

【チッペンデール】より

…彼の家具デザインの特徴はロココ様式のほかに,ネオ・ゴシック様式(ゴシック・リバイバル)やシノアズリー(中国趣味)も含まれていることである。家具材料にマホガニーを取り入れ,精巧な彫刻でリボンの結び模様を背もたれの意匠に取り入れた椅子,中国の組椅子を背もたれの意匠としたチャイニーズ・チッペンデールと名づけられた椅子などを創案した。70年代からは新古典主義の建築家ロバート・アダム(アダム兄弟)が設計したヨークシャーのヘアウッド邸やロンドン郊外のオスタレー邸などに,マホガニーを用いた新古典様式による精巧な家具を製作した。…

※「チャイニーズ・チッペンデール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android