世界大百科事典(旧版)内のチャクリ改革の言及
【チュラロンコン】より
…在位1868‐1910年。19世紀末から20世紀初頭にかけてイギリス,フランス両植民地主義勢力対立のはざまにありながら,強力な指導性を発揮して〈チャクリ改革〉と呼ばれる国内統治組織の近代化を達成し,タイの独立を全うした名君として知られる。1868年に15歳で父王モンクットの後を継いだが,摂政統治の期間中にジャワ,シンガポール,インド,ビルマを旅行し,植民地統治の実情視察を通じてヨーロッパ近代文明の吸収に努めた。…
※「チャクリ改革」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」