チャビン様式(読み)ちゃびんようしき

世界大百科事典(旧版)内のチャビン様式の言及

【ラテン・アメリカ美術】より

…テオティワカンではタルー・タブレロ式建築(傾斜壁と垂直壁の組合せ壁)と漆喰塗多色三脚土器,石製仮面,モンテ・アルバンでは黒灰色の人像付骨壺,マヤでは石碑彫刻,建築にみられる漆喰レリーフ壁,多色土器などに技巧のさえがみられる。 アンデスではチャビン文化が石彫,土器,織物,金細工にチャビン様式を確立し,その後地方的様式が多彩な展開をみせ,15世紀中ごろインカ帝国の統一とともにインカ様式がひろまる。北海岸では象形土器,南海岸では多色土器,北高地ではカオリンを用いた白地多彩土器が長い伝統となっていたが,その他チャンカイ谷の白地黒彩土器,南高地のプカラやティアワナコの多色土器や石彫にみる地方的様式もある。…

※「チャビン様式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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