世界大百科事典(旧版)内のチャビン猫の言及
【チャビン文化】より
…200m四方の規模はさして広くないが,建築構造,器物の装飾様式には独特のスタイルを生み出している。チャビン宗教の世界観はまだ完全に解明されていないが,多分に神話的な性格を示す,翼をもったネコ科の動物(チャビン猫),鳥,蛇文様を飾る。主神殿はそれ自体もネコ科動物の伏す姿をかたどり,中央広場に面した頭部正面の顔には,牙に見たてた2本の線彫文様の円柱を組みこんだ階段を設け,入口(獣口)とする。…
※「チャビン猫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」