世界大百科事典(旧版)内のチャボガヤの言及
【カヤ(榧)】より
…岩手・山形両県から屋久島までと済州島の暖帯林中に散生する。本州日本海側の温帯多雪山地には高さ2mばかりの低木となる変種チャボガヤvar.radicans Nakaiが見られる。材は黄白色で,辺・心材の区別が不明りょうであり,加工性・保存性が高く水湿にも耐えるので,建築・器具・土木用に供されるが,とくに大径木の柾目材は碁盤として最高級品であり,宮崎県産が名高い。…
※「チャボガヤ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」