世界大百科事典(旧版)内のチャンネルボコーダーの言及
【ボコーダー】より
…ボコーダーの原理は,音声波形を,主として音の高さをあらわすピッチ成分,音韻情報を伝えるスペクトル分布,アクセントやイントネーションを伝える音源強度などいくつかの成分に分解し,これらの成分情報から原音声を再構成しようとするものである。音声を多数の狭帯域フィルターでろ波して,その出力強度を伝送するチャンネルボコーダー,ホルマント成分を抽出して伝送するチャンネルボコーダーなどがある。さらに最近はLPC法やPARCOR法などの新しい方式も考案されているが,これらは必ずしもボコーダーに含めない場合もある。…
※「チャンネルボコーダー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」