世界大百科事典(旧版)内のチュルケシュ,A.の言及
【トルコ共和国】より
…この間,60年代を通じてみられた言論および政治活動の自由な展開の中で,政治イデオロギーの多様化が進み,とくに同年代末になると,極右および極左の政治・社会運動が注目されはじめた。極右に属する運動の一つは,チュルケシュAlparslan Türkeş(1960年クーデタに参加した青年将校。のち軍から追放された)の率いる民族主義者行動党(1969年2月創設)で,これは,中央アジアのトルコ系諸民族の救済およびそれとの連帯をも主張する超国家主義的パン・トルコ主義(トゥラン主義)的主張をもっていた。…
※「チュルケシュ,A.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」