世界大百科事典(旧版)内のチョウザメ釣りの言及
【釣針】より
…デンマークの中石器時代遺跡の釣針は,比較的単純なU字型のもので出土例も少ないが,青銅器時代以降バイキング期の釣針には,軸を強く曲げ,内側に鉤をつける現用品と変わらないつくりのものが多数出土する。北ユーラシアの河川沿岸では,チョウザメ釣りに使ったといわれる釣針がある。チョウザメ釣りでは釣針を適当な深さに固定しておく必要があり,釣針が水中に浮くように軸の部分を木でつくったり,釣針の湾曲部に穴をあけたり,強く曲げたりしている大型の釣針が古くから使われている。…
※「チョウザメ釣り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」