世界大百科事典(旧版)内のチョウハンの言及
【チョウチョウウオ(蝶々魚)】より
…このほかおもにプランクトンを食べるもの,小型甲殻類を食べるもの,サンゴ礁に着生する藻類を食べるものなどいろいろあり,それぞれに適合した吻(ふん)の形態が見られる。一般に昼間,活発に摂餌し,夜はサンゴの中などに入って眠り,簡単に採集できるが,チョウハンは夜,暗くなってからサンゴの中から出てくる生物を餌としているらしい。この類には,威嚇するときには,ひれをいっぱいに広げ,棘(きよく)を立てて敵に向かうとか,他種の外部寄生虫をとる掃除魚の習性とか興味ある習性が知られている。…
※「チョウハン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」