ちり鎮め(読み)ちりしずめ

世界大百科事典(旧版)内のちり鎮めの言及

【歌舞伎】より

… 仕出し(しだし)幕明きにおおぜい並んでいる腰元や大名,通行人,講中などの端役,およびそれを演ずる役者をいう。重要人物が登場するまでつなぎ,その場に至るいきさつを伝える筋売り,観客を芝居の雰囲気に引き込む意味もあり,〈ちり鎮め〉ともいわれる。 下回り(したまわり)江戸期における〈相中〉〈中通り〉〈下立役〉,明治期の〈名題下〉〈上分〉〈相中〉〈新相中〉の役者をいう。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」