チロカルシトニン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チロカルシトニン」の意味・わかりやすい解説

チロカルシトニン

「カルシトニン」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のチロカルシトニンの言及

【甲状腺】より

…両葉は喉頭下部から気管の上部にわたって両側に存在し,峡部は気管の前面を横切ってその間をつなぐ。甲状腺は前述の甲状腺ホルモンのほかにチロカルシトニンthyrocalcitoninというホルモンを分泌する。前者は新陳代謝を促進し,神経興奮性の亢進,心臓機能の亢進,成長などにあずかる。…

【副甲状腺】より

…すなわち,骨からのCaやPなどの塩類の溶出を促進するとともに,腎臓でのビタミンD活性化の促進により腸管からのCaとPの吸収を増加し,さらに,腎尿細管でのCaの再吸収促進とPの再吸収抑制を行うのである。なお,このホルモンの分泌は,カルシウムイオンCa2+濃度低下により亢進するが,これと拮抗するものに,甲状腺濾胞傍細胞から分泌されるカルシトニンcalcitonin(チロカルシトニンともいい,32個のアミノ酸からなる)があり,これには血中Ca2+降下作用がある。
[副甲状腺の異常]
 副甲状腺の機能の異常によりCaとPの代謝異常が起こる。…

※「チロカルシトニン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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