ツァイゼ,W.C.(読み)つぁいぜ

世界大百科事典(旧版)内のツァイゼ,W.C.の言及

【ツァイゼ塩】より

…トリクロロ白金(II)酸カリウムの俗称。1830年ころツァイゼW.C.Zeiseにより初めてつくられた。ツァイゼは塩化白金(IV)をエチルアルコールで処理し,塩化カリウムを加えてつくった。…

【有機金属化合物】より


[歴史]
 有機金属化合物が文献に登場してくるのは19世紀半ばころからである。もちろん当時無機化合物や有機化合物という厳密な意味での概念があったわけではないが,有機金属化合物として最も古いと思われるものはツァイゼ塩KPtCl3(C2H4)・H2Oである。これは1827年デンマークの薬学者ツァイゼWilliam Christopher Zeise(1789‐1847)が塩化白金(IV)水溶液をエチルアルコールで処理してから塩化カリウムを加えて得た淡黄色結晶であるが,20世紀も半ばになってエチレンのπ電子が白金原子に配位したπ錯体であることがわかった。…

※「ツァイゼ,W.C.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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