世界大百科事典(旧版)内のツィンマーマン,J.B.の言及
【ツィンマーマン】より
…南ドイツの後期バロック(ロココ)建築家。とくに擬似大理石スタッコ細工に優れ,画家の兄ヨハン・バプティストJohann Baptist Zimmermann(1680‐1758)と共同してシュタインハウゼン巡礼教会(1733),ウィース巡礼教会(1754)など,個性的な内部空間を包み込んだ教会堂を手がけた。これらは楕円形空間を原形とする単純なプランによっているが,上部は曲がりくねるスタッコ装飾で満たされ,幻想的な空間となった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」