世界大百科事典(旧版)内のツォエデの言及
【ヌペ族】より
…王子はイガラの国に戻って,のちにイガラの王(アツタ)になったが,その娘は懐妊し男子を生んだ。この子はツォエデと名付けられたが,30歳のときに朝貢奴隷の一人としてイガラへ送られ,そこで父と運命的邂逅をする。父のもとで君主としての道を学んだツォエデは,父の死後,ヌペの土地に帰り,群小の首長たちを倒してヌペの国を統一し,初代のエツとなり,ビダに首都をおいた。…
※「ツォエデ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」