つかみばり

世界大百科事典(旧版)内のつかみばりの言及

【指貫】より

…これらの事例とともに,《和名抄》が中国の古文献を引用して,指貫を指沓としていることからみて,あるいは古くは日本や中国でも,指貫は指先にすっぽりかぶせる指のくつのような形のものが用いられ,これをコルミーのように人差指の先にかぶせて運針する仕方が行われていたものともみられる。 なお,日本には近年まで指貫を用いず,その代りに厚手の布地を折り重ねて輪形を作り,これを親指と他の4指の間にかけ,これで針を押して運針する〈つかみばり〉と呼ぶ仕方が行われており,まだ明らかにされてはいないが,日本の運針技術と用具のうえにも幾変遷があったことが推測される。【宮本 馨太郎】。…

※「つかみばり」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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