世界大百科事典(旧版)内のつきもの妄想の言及
【憑依妄想】より
…自分以外のなにものかが自分にのりうつっているという妄想で,〈つきもの妄想〉とも呼ばれ,心因反応,心因性精神病,精神分裂病などに見られる。つくものは地域や時代によって異なり,中世からルネサンスにかけてのヨーロッパでは,悪魔や狼など,嫌悪と恐怖の対象に限られていたのに対し,日本では神仏,生霊(いきりよう),死霊から,狐,狸,犬,蛇,蛙などの動物,月や太陽にいたるまで多種多様である。…
※「つきもの妄想」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」