世界大百科事典(旧版)内のティー・テーブルの言及
【テーブル】より
…とくにルイ15世が使用した〈タブル・ア・カフェtable à café〉は,セーブルの陶板を甲板に飾り,金めっきのブロンズ製把手を左右に付け,下部にはポットなどを載せる棚を備えた小型のテーブルであった。一方,イギリスの上流家庭でお茶を飲用するようになったのは18世紀後期のことで,そのためのティー・テーブルはチッペンデールなどによってデザインされた。三脚台に太い支柱を載せその上に円形の甲板をのせた形式が18世紀の代表的なティー・テーブルである。…
※「ティー・テーブル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」