世界大百科事典(旧版)内のテキスト・クリティックの言及
【テキスト】より
…印刷本および著者原稿を扱える近代文献学も同様の方法をとっている。これは本文批評(テキスト・クリティックtext critic)と呼ばれ,本文(テキスト)と異本(バリアントvariant)の別が立てられるが,ときにはそれらを総称してテキストと呼ぶことがある。だが1960年代からは,テキストを現象学,記号論,言語学などの関心から考察する動向が生じ,それにつれてテキスト概念も拡大細分化の傾向がある。…
※「テキスト・クリティック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」