世界大百科事典(旧版)内のテッセンハウスの言及
【超高層建築】より
… SOMは,これ以降,アメリカにおけるユニバーサルな執務空間をもつ超高層事務所建築の設計分野で,リード役を務める大型設計事務所として活躍していくことになる。1950年代の後半になると,アメリカのみならず,ヨーロッパにおいてもテッセンハウス(デュッセルドルフ,25階),ピレリー・ビル(ミラノ,31階)といったヨーロッパ独自の構造形式と計画概念に基づく超高層建築が誕生する。また事務所建築のみならず,シカゴではレークポイント・タワーと呼ばれる70階建ての超高層住宅が68年に完成,77年には,ルネサンス‐1と呼ばれる73階建てのホテルがデトロイトに完成し,その用途も広範囲に広がっていった。…
※「テッセンハウス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」