世界大百科事典(旧版)内のテトラモルフの言及
【ライオン】より
…こうして太陽と関連づけられたライオンは,エジプトでは人面でライオンの体をもつスフィンクス,アッシリアでは有翼のライオンとして神格化され,いずれも力と知恵の象徴となった。これらの神格化はキリスト教にとり入れられてダニエルのテトラモルフtetramorph(《ダニエル書》7章参照)のような表象に用いられた。 中世になるとライオンはキリスト自身の象徴とされるようにもなる。…
※「テトラモルフ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」