世界大百科事典(旧版)内のテーパー比の言及
【翼】より
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[テーパーによる分類]
翼弦長が一定の長方形の翼を矩形翼,付け根より翼端が細い台形の翼をテーパー翼(先細翼)と呼ぶ(図6-d)。テーパー翼は翼の構造を軽く作るのに有利で翼内の燃料タンクの容積も大きくなるが,あまり翼端を細くしすぎると翼端失速を起こしやすくなるので,アスペクト比の小さい翼を除けば,ふつうテーパー比を0.25以上としている。矩形翼は構造重量の点では不利だが工作が簡単で翼端失速も防げるので,軽飛行機に例が多い。…
※「テーパー比」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」