世界大百科事典(旧版)内のディオクレティアヌス暦の言及
【コプト暦】より
…各月の名称はほぼ表のようであった。 コプト語文書の年代記載に最もよく用いられるのはディオクレティアヌス暦(ディオクレティアヌス帝の迫害で多くの殉教者がでたことを記念し,帝の即位した西暦284年を紀元とするもの)で,殉教紀元(クロノス・マルテュロン)とも呼ばれる。ほかにディオクレティアヌス帝時代に制定された15年ごとのインディクティオン(徴税周期)で記載されることもあり,のちにはヒジュラ暦(サラケーノーン)も用いられるようになった。…
※「ディオクレティアヌス暦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」