ディニス王(読み)でぃにすおう

世界大百科事典(旧版)内のディニス王の言及

【ポルトガル】より

…こうして,13世紀中葉ポルトガルは領土的・国民的統一を成し遂げてヨーロッパでも最古の国民国家を形成した。 13世紀後半,ことにディニス王(在位1279‐1325)の下に植民・商業活動が進み,首都リスボンは地中海と北海を結ぶ航路の中継地として繁栄した。また,文化的にもポルトガル語の公用語化,抒情詩を主体とするトロバドール(トルバドゥール)文化の開花,コインブラ大学の創設(1290)などにみられるように,中世文化の最盛期を迎えた。…

※「ディニス王」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android