デカセクシス(読み)でかせくしす

世界大百科事典(旧版)内のデカセクシスの言及

【死】より

…すなわち,死病におかされたことを知った患者は初めは衝撃,否認,怒り,抑鬱(よくうつ)の状態を経験するが,やがて受容の状態へと推移していく。しかし最後には〈デカセクシス〉の心境へと飛躍して死を迎える,というのがそれである。デカセクシスとは現実世界との完全な断絶を自覚することであり,いわば無への進入に身をまかせることを意味する。…

【臨終】より

…それは,癌などにおかされた臨死患者が死に向かっていく過程で経験する精神的葛藤の継起的な段階を図示したものである。それによると,患者は衝撃,否認,怒り,抑鬱のプロセスを経て受容へと移行し,最後にデカセクシスという段階にいたるという。デカセクシスとは,精神エネルギーをいっさいの対象物から完全に引き離すことを意味するが,死までの継起的な段階を通過した者だけがこのような平安な状態に自分をもっていくことができる,といっている。…

※「デカセクシス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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