世界大百科事典(旧版)内のデーバダーシーの言及
【バーラタ・ナティヤム】より
…踊手が1人でいろいろの役を演じ踊る形式をいい,現在タミル・ナードゥ州南東部,とくにマドラス市を中心に行われている。デーバダーシーdevadāsī(神の召使)と呼ばれる,ヒンドゥー教の寺院に所属する女性によって伝承されてきたが,封建制度の発達につれ,君主や土侯の宮廷でも踊られるようになった。しかし,デーバダーシーがついには遊女のようなものになってしまい,舞踊は衰退した。…
※「デーバダーシー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」