世界大百科事典(旧版)内のトゥプテン・ゲルツェンの言及
【多田等観】より
…秋田市土崎港旭町浄土真宗本願寺派西船寺出身。1910年西本願寺に入り,翌年ダライ・ラマ13世の使いとして来日したツァワ・ティトゥルの世話役になり,同使節の帰国に同行し,12年カリンポンで亡命中のダライ・ラマからトゥプテン・ゲルツェンの法名を受けた。翌年夏ブータンを経てラサに至り,セラ寺ラルドン僧房に入り,19年ダライ・ラマから具足戒を受け,ゲシェーの学位を得て24年帰国した。…
※「トゥプテン・ゲルツェン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」