すべて 

トゥール派(読み)とぅーるは

世界大百科事典(旧版)内のトゥール派の言及

【カロリング朝美術】より

…一方,〈ランス派〉とよばれるランス近郊の修道院で生まれた《エボの福音書》(835以前),《ユトレヒト詩篇》(820‐830)では,筆が速く,輪郭線は震えるような波状をなし,古代風の静けさはない。アルクインはトゥールのサン・マルタン修道院に写本筆写所を設けたが,ここは840年ころから《グランバルの聖書》(840ころ),《ビビアンの聖書》(850ころ)など,今日〈トゥール派〉とよばれる端正な作品を生んだ。カロリング朝写本芸術の末期を飾るのは,カール2世(禿頭王)の宮廷に関連するといわれる《ザンクト・エンメラムの聖書》をはじめとする一連の豪華な作例である。…

※「トゥール派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

すべて 

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む