トビシマカンゾウ(読み)とびしまかんぞう

世界大百科事典(旧版)内のトビシマカンゾウの言及

【キスゲ】より

…橙黄色の花をつける昼咲き群にはいろいろなものがある。尾瀬の大群落で有名なゼンテイカ(別名ニッコウキスゲ)H.dumortierii Morren var.esculenta (Koidz.) Kitam.(イラスト)は近畿北部から北海道にかけての高山の湿原を中心に分布するが,分布域の北部では低地や海岸にも見られ,そのなかで大型の海岸型になったものがトビシマカンゾウH.dumortierii var.exaltata (Stout) Kitam.で山形県の飛島や佐渡の海岸草原に分布する。基本変種のヒメカンゾウH.dumortierii var.dumortierii(英名narrow dwarf day‐lily)は日本で栽培されていた園芸品種で,名前のように2~数個の花をつけるかわいらしいカンゾウの1種である。…

※「トビシマカンゾウ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む