トランシット1B(読み)とらんしっといちびー

世界大百科事典(旧版)内のトランシット1Bの言及

【航行衛星】より

…観測者(船や航空機など)の位置の測定(測位という)を援助するための人工衛星で,人工衛星を使った測位方式を航行衛星システムと呼ぶ。 航行衛星の開発は,ソ連のスプートニク1号の発信する電波の周波数が,ドップラー効果によって変動することに着目したアメリカのジョンズ・ホプキンズ大学とアメリカ海軍により行われ,1960年には最初の航行衛星トランシット1B衛星が打ち上げられた。その後64年7月アメリカ軍により海軍航行衛星システムNavy Navigation Satellite System(NNSS)として運用が開始され,67年以後はNNSSの一部が民間用に公開された。…

※「トランシット1B」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android