トリマルキオの饗宴(読み)とりまるきおのきょうえん

世界大百科事典(旧版)内のトリマルキオの饗宴の言及

【サテュリコン】より

…主人公のエンコルピウスとその友人アスキュルトス,それに奴隷の美少年ギトンが中心人物で,3人が南イタリアの港町を舞台にして何者かに追われながら放浪の旅をつづけていく物語になっている。その中でもとりわけ有名なのは〈トリマルキオの饗宴〉と呼ばれている部分で,かつては奴隷だったトリマルキオが現在では解放されて大金持になって,想像を絶する豪華な宴会を催している。この宴会に参加した主人公たちによって,ぜいたくな食事のメニューやそこで交わされる会話が詳細に紹介されるが,この成上り者の趣味の悪さは皇帝ネロを批判したものとも考えられる。…

※「トリマルキオの饗宴」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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